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執筆者の写真前田智宏

問題社員の扱い方 ①


問題社員と言っても、いろいろありますよね。

今日の議題(?)は、「仕事に合わない、出来ない社員」です。


人間ですから、向き・不向き は必ずあります。

仕事においても同様です。


問題は、不得手で効率も悪く、仕事にならないレベルであること。

しかも本人に自覚がない、あるいは自覚があっても退職もせず教育や訓練の効果も出ない場合…


もちろん、通常の手順を踏んで退職勧奨から会社都合退職に

持ち込んでも構いませんが、やはり経営者の皆さんは躊躇します。


※退職に持ち込むための手順等は社労士さんや弁護士さんのサイトでいくらでも調べられますから、参考にしてください。



私から経営者の皆さんにお願いしたいことは一つだけ。

次の仕事を見つけられるよう、支援をしていただきたい。(もちろん法的な義務はありません)


でも、あなたの会社が選んで雇用した人ですから、少し良心の呵責も感じたりしませんか?

そして、その社員は会社を離れれば、あなたの会社のお客様でありネットに情報を流すインフルエンサーにもなり得るのです。


そう考えると、法的にOKでも「解雇して終わり」にはなりません。


再就職や転職を斡旋できる会社を紹介したり、余裕があれば、アウトプレースメントを引き受ける会社に依頼したり、転職活動がしやすいよう、有給を取りやすい環境を準備したりと、できることはたくさんあります。


☓ 合わないから辞めさせる

○ 合う会社に行けるよう支援する


結果的に、その社員が退職することに違いはありません。

でも、その人に合った仕事に就く支援をすることであなたの会社が長期的に守れます。


読んでいただいたのが経営者の方なら、一度ご検討ください。

もし人事系のお仕事の方なら、会社を守る視点で上司や経営陣に進言してみてください。


手間や費用がかかる場合もありますが、長期的にはあなたの会社の評価が上がります。


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